メンバーシップ優待制で運営する理由と、隠れ家バーの始まり
自分のリビングのように過ごせる場所を目指して
2019年のオープンから月日が流れ、今の当店を支えているのは「メンバーシップ優待制」という仕組みです。以前は完全会員制への移行も考えていましたが、現在は初めての方との出会いも大切にしつつ、常連様に最大限の還元をする形をとっています。
メンバーになっていただく最大のメリットは、圧倒的な「通いやすさ」です。ふらっと立ち寄って一杯だけ飲んで帰る。そんな「自分のリビングのように、気軽に、頻繁に来ていただきたい」という私の願いが、この制度の根本にあります。
偶然のご縁から生まれた、ビルの上の隠れ家
この場所でバーを開く前、私は飲食業を自らの手で経営した経験はありませんでした。幼少の頃から料理に興味はあり、いつかは自分の店をとぼんやり考えていたものの、あくまで晩年のライフプランでした。
そんな折、偶然のご縁からこのテナントを譲り受けることになりました。エレベーターが一つ下のフロアまでしかなく、最後は階段を上がらなければならない不便な場所。入口からは中の様子が全く見えない、固く閉ざされた木の扉。しかし、テラスやゆったりとしたソファがある、まさに隠れ家として使える希少な物件でした。
扉の向こうに広がる、ワインレッドの大人の空間
重い扉を開けると一転して、ワインレッドの壁に囲まれた大人の空間が広がります。8人も入れば満席になる小さな店内と、天候に左右されるテラス。この場所の特性を考え抜いた末に組み立てたのが、今のメンバーシップ制度でした。
扉を開けるまでは少し勇気がいるかもしれませんが、一度入ればそこは横浜の静かな隠れ家です。メンバー様お一人おひとりの好みに合わせたお酒をご用意して、今夜もお待ちしております。