キリっとドライの奥にピーチの甘みを感じることができるビアカクテル。
店主の貧乏学生時代の思い出の一杯。とにかく安く酔いたくて、ビールをよりアルコール度数を高くするために考案しました。それから20数年余り。当店の開業とともにリバイバルし、今に蘇りました。
もちろん、女性にも飲んでいただきたい当店オリジナルのビアカクテルです。
ハンサムボーイ ビアカクテル
ハンサムボーイは、もともとアルコール度数をビール単体より高めることを目的として、様々なハードリカーを混ぜ、試行錯誤の結果、偶然に誕生しました。
ピーチリキュール:10ml
ドライ ベルモット:20ml
を先にグラスに注ぎ、あとはビールでグラスを満たすだけ。ビールはお好みのもので良いと思いますが、お勧めはカールスバーグ。日本の銘柄ですと、ビールのコクが強すぎてピーチの香りを壊してしまうかも知れません。
下述しますが、このカクテルをネーミングした理由は覚えていません。同じ名で、井上陽水さんのアルバムがあるのですが、当時は聞いた記憶が無いので関係ないと思います。
店主の二十歳のころの思ひで
店主、二十歳の誕生日を迎えたのはアメリカのワシントン州シアトルから15Kmほど南下した田舎町でした。語学留学のつもりで行った異国の地で、20歳の誕生日を迎えました。ようやく大手を振って飲める…と思っていましたが、実はアメリカの飲酒は21歳から。
まぁ、不便をしました。
色々な伝手で、お酒は冷蔵庫に入っていましたが、厳しいアメリカでは身分証明がないとアンダーエイジの人はお酒を買うことすらできません。
そんな時にできたのが、このビアカクテルなんですね…
特段意味はなかったのですが、家にあるハードリカーやリキュールなどを適当に混ぜているうちに出来上がった一品なのです。
でも、なんでこのネーミングになったかは、覚えていません。何となくクラスメイトとかが飲みに来てて、酔いつぶれていく様を見ているうちに思いついたんでしょうね。ピーチの口当たりが甘く爽やかで、ビールの様に見えるからクイクイ飲んでしまう。そして、そのうちに酔いつぶれる人が続出…
まぁ、悪い事には使ったことはありませんが…