5周年の記念日。毎年贈られるバカラのグラスと積み重ねた時間
毎年この日に贈られる、特別なバカラのグラス
5周年を迎えた今日、当店は日曜日ながら営業いたしました。開業して以来、毎年この日になると、バカラのロックグラスを贈ってくださるお客様がいます。今年も例年と変わらず、一番乗りで扉を開けてくれました。
そのグラスは、底にその年の西暦が刻まれており、カットのデザインも毎年異なります。今年で4種類目、これで計8脚。バーカウンターの棚に並べてみると、まるで時間を封じ込めたような光の結晶のようです。
グラスに宿る、言葉とウイスキーの記憶
このグラスにウイスキーを注ぎ、氷を落とす。その音さえも、どこか特別に響いて聞こえるから不思議です。年月を重ねる中で交わされた言葉や、注がれてきた銘柄の数々が、まるでグラスの中に静かに宿っているようにも感じます。
「いつも通り」がもたらす喜び
今日はあいにく日曜日。街は少し静かで、店内にも大きな賑わいはありませんでしたが、それでも「この日を忘れずに来てくれる人」がいるということが、何より嬉しい記念になりました。
節目の一日だからといって、特別なイベントがあるわけではありません。ただ静かに、いつも通りのやり方で5周年を迎えられたことが、きっとこの隠れ家バーらしさなのだと思います。