コロナ禍の開業と試行錯誤の1年。閉店後に味わうスモークチーズとウイスキー
予期せぬ事態と共に始まった、念願の飲食業
2020年も残すところあと2週間となりました。本当に大変な年になりましたね。今年は当店にとって記念すべき開店の年でしたが、物件が決まり試行錯誤をしていたプレオープンの直後から、世の中の状況は一変してしまいました。
行政も、私たちも、ただ耐えることしかできなかった一年。この記事を書いている今も、横浜市には営業時間の短縮要請が出ており、当店もそれに従って静かに営業を続けています。若かりし頃から夢だった飲食業への挑戦が、このような事態と共に始まるとは思いもよりませんでした。開店したばかりの当店には「対前年」という比較もなく、これが当たり前なのか、それともこれほどまでに辛いものなのかと、葛藤を抱えながら過ごしてきた一年でした。
お客様を想いながら過ごす幸せな時間
それでも、自分なりに様々な試行錯誤や工夫を重ねてきたつもりです。ご来店いただいたお客様から貴重なご意見を頂戴することもあり、参考にさせていただくこともあれば、すぐには実現できないご提案もありました。
大変な日々ではありますが、毎日お客様の顔を思い浮かべながら、何かをしている時間は本当に幸せです。
静かな夜のささやかな楽しみ
「美味しいスモークチーズを食べていただきたい」。そんな思いで、閉店後の片付けをしながら自家製の燻製鍋でスモークチーズを仕込んでいます。今夜はそのお通し用のスモークチーズを少しだけつまみにしながら、静かにウイスキーのグラスを傾けています。