飲食店に対する様々な自粛要請が全面的に解除されてから二週間。通常営業もようやく身体に馴染んできたような気がしています。おかげさまで、このホームページを見て、当店に初めてご来店いただくお客様も増えて参りました。
ただ、夜の人の流れはコロナ以前のようではまだなく、少し寂しい気もしておりますが、まだまだ感染症対策には気を緩めることもできないと思いますので、ある程度は仕方がないのだと思っております。
さて、本日、当店にはジャパニーズウィスキーの各種ノンエイジ（ノンヴィンテージ）が入荷いたしました。ますます品薄が進み、酒屋さんに発注しても入荷するまでに時間がかかってしまうのですが、お取引している酒屋さんのご配慮で数本、当店に入荷いたしました。
日本のウィスキー人気は、一時の過熱感は落ち着いたような気がしますが、時間をかけて造り上げるお酒だけに通常に流通するには、まだまだ年数がかかるのかも知れません。以前は、〇〇年というヴィンテージが付くのが好まれていましたが、今は全てノンエイジ。それでも日本のウイスキーが飲めるのは嬉しいですね。特に、新型コロナウィルスの影響は各業種に響いているはずですので、こんな時期だからこそジャパニーズウィスキーを飲んで日本全体を盛り上げていただければと細やかながら思っております。
店主、生まれ育ったのが山崎の蒸留所から車で数十分という場所だったため、特に山崎には思い入れがあります。当然子供のころはお酒など飲めないわけですが、近くをバイクで通ると山の麓に見える建物。遠出をしても、その建物を見ると家まであと少し、なんて思ったものでした。
店主は団塊ジュニア世代です。バブル後期には、大人たちが飲む姿を見て育った（笑 ような気がしています。社会に出てからも、諸先輩方から聞かされる昭和の想い出。そこにはいつもお酒があったような感じがします。バーテンダーという立場柄、そんな想い出を聞かせていただける機会があるのですが、今宵はジャパニーズウィスキーの思い出など、聞かせていただければ…
今夜も皆様方のお越しをお待ちしています。
