- ベース
- whisky
- 材料
- バーボン/コカ・コーラ
- 技法
- build
- スタイル
- long
ジャックダニエルをコーラで割った、アメリカンな組み合わせの定番カクテル。ウイスキーの甘い香りとコーラの爽快感がベストマッチ。
この一杯は、グラスに注ぐ前から物語が始まっている
「ジャック・コークなんて、若者が飲むものでしょ?」 どうか、そんな風に思わないでください。若かりし頃、どこまでも青い空の下、汗をかきながら飲み干したあのコーラの喉越しを、あなたはもう忘れてしまったのですか?
バーだからといって、背伸びしてお洒落に飲む必要なんてありません。いい大人だって、時には無性にコーラを欲したっていい。当店「bar83rd」は、ウイスキーの愉しみ方は人それぞれであっていいと考えています。コカ・コーラは立派な割材であり、ジャック・コークは紛れもなく、世界で最も愛されている「ウイスキーベースのカクテル」のひとつなのです。
そこには、テネシーが誇る世界で最も有名なウイスキー「ジャックダニエル」が、静かに、そして力強く寄り添っています。当店のジャック・コークには、家飲みでは決して辿り着けない「極限のこだわり」を詰め込みました。あなたが扉を開けるずっと前から、至福の瞬間を紡ぐ準備は始まっているのです。
極限の温度管理と、こだわりの「神比率」
この究極の一杯を作るため、まず当店ではすべての素材を「適切な温度」へ導きます。
・ジャックダニエル:マイナス23℃の冷凍庫で、とろみが出るまで徹底的に。
・瓶コーラ:3℃の冷蔵庫で、弾ける炭酸を静めて。
・グラス:注がれる直前まで冷凍庫でキンキンに。
・氷:ゆっくりと溶ける大ぶりのものを。
合わせるコーラは、絶対に「コカ・コーラ」です。ジャックダニエルは、サトウカエデの炭で一滴一滴濾過する「チャコール・メローイング」という伝統製法により、独特のなめらかさとバニラやキャラメルのような甘みを持ちます。この特有の甘みを受け止めるには、より力強く、厚みのある甘みを持つコカ・コーラこそが最高の相棒(パートナー)なのです。ペプシ・コーラには遠慮してもらいます。
そして、当店の1ショットはたっぷり45ml。そこに瓶コーラの「半分と、あと少し」を加えます。一般的な1:3や1:4といった比率ではなく、bar83rdが辿り着いたのは「1:2.5」。コーラの甘みに決して負けないジャックダニエルの香りと力強さを、ダイレクトかつ完璧な調和で味わえる、大人のための黄金比です。
横浜・馬車道の隠れ家で、あなたのためだけに炭酸を操る
最後の一工夫は「炭酸の操り方」です。これは、お客様のご来店時の様子を見てバーテンダーがその場で調整します。
少し息を切らせて当店にお越しになったばかりなら、炭酸を極力殺さず、喉を突き抜けるような尖った喉越しに。お酒が進み、少しゆったりとした時間が流れ始めたなら、あえて炭酸を少しだけ「殺す」ことで、ウイスキーの香りをより優しく引き立たせます。
小さなお店だからこそ、お客様お一人おひとりの状態を完全に把握し、最高の一杯をご準備する。これが、当店が「メンバーシップ優待制」というスタイルを大切にしている最大の理由です。
お酒の香りを邪魔しない完全禁煙の店内で、一人静かに喉を鳴らすもよし。みなとみらいの夜景を一望できるルーフトップテラスで、大切な誰かとあの夏の思い出を語らいながら飲み干すもよし。氷が解け出すその前に、一気に喉を鳴らしていただきたいというのが本音です。
横浜・馬車道の夜。あなたが来る前から、マイナス23℃で静かに準備を整えてお待ちしております。