エイティーサード

83番目の棚に、酒と言葉を並べる。

横浜の静かな片隅に佇む、たった10席だけの小さなバー。

閉じたままの設定と、ふらりと訪れてくれる常連様の温かさ

情けない設定忘れと、嬉しいメッセージ

気がつけば、公式LINEが「営業時間外」のままになっていました。ホームページの混雑メーターも、静かに「CLOSE」を灯しています。どちらも自分で作ったものなのに、設定を忘れていたなんて少し情けない話です。

そんなとき、会員さんから「今日、やってないの?」とメッセージが届きました。「やってるんだよ、ただ、ひましてるだけなんだ」と心の中で答えながら、しばらくして彼が店の扉を開けてくれました。

何も告知していない日にも、ふらりと立ち寄ってくれる人がいる。そのことが、どれほど嬉しいことか。

常連様が集う、心地よい夜の空気

しかも今夜はもうひとつ嬉しいことがありました。うちのメンバーさんの中でも久しぶりに顔を見せてくれた女性のお客様がいらっしゃいました。「元気だった?」そう尋ねたつもりが、笑顔を見た瞬間、ただただ嬉しくて、言葉が曖昧になってしまいました。

常連さんが集う夜は、マスターの仕事が少し楽になります。会話のリズムも、空気の温度も、全部がちょうどいいのです。


こういう温かい夜が、もう少し増えたらなあと思います。きっと、フードメニューだって、もっとちゃんと出せるのに。そんなふうに思える、幸せな夜の余韻です。