エイティーサード

83番目の棚に、酒と言葉を並べる。

横浜の静かな片隅に佇む、たった10席だけの小さなバー。

思い出を呼び起こす一杯。記憶に残るカクテルを作りたい

静かな夜の時間を使った、お酒との向き合い

感染症の猛威が一向に収まる気配を見せない中、当店がある神奈川県でも不安な状況が続いています。時短要請に従い、16時から20時までの営業を続けていますが、概ね静かな夜を過ごすことが多いのが現状です。

そんな静かな時間を利用して、少しでも技術の向上をと、最近は様々なお酒とじっくり向き合い、嗜むようにしています。

お酒の味は、出会った頃の記憶とともに

私が考えるお酒の魅力とは、その一口で、そのお酒に出会った頃の記憶が鮮やかに蘇ることです。私たちは皆、知らず知らずのうちに思い出と一緒にお酒を飲んでいるのではないでしょうか。

バーボン好きなお客様も、シングルモルトがお好きな方も、それぞれに特別な思い入れのある銘柄があるはずです。それは、カクテルであっても同じです。

テラスで味わう、お客様から教わったケーブルグラム

当店はまだまだ発展途上な店であり、本格的なカクテルを求めてお越しになるお客様は少ないかもしれません。それでも、誰かの思い出のカクテルをお作りし、その大切な記憶を少しでも共有させていただければと願い、日々精進しております。

今日はふとした理由から「ケーブルグラム」を作り、一人でルーフトップテラスに出て飲んでみました。先日ご来店いただいたお客様から伺ったお話を胸に、静かに味わう一杯です。