折れかけた心を救ってくれた、一本の電話とお祝いのシャンパン
折れかけた心を救ってくれた夜
今日は正直なところ、少し気持ちが折れそうになった時間がありました。お店に立ち続けていると、時にそんな夜も訪れます。
しかし、そんな沈みかけた気持ちを一瞬で救い上げてくれたのは、会員様からの「仲間の誕生日祝いでこれから伺います」という一本のお電話でした。ご来店後には華やかにシャンパンが開き、ボトルキープしていただいているウイスキーのボトルがカウンターに並びました。グラスが鳴り、笑顔が弾ける光景をカウンターの中から見つめながら、改めて「当店はこうした温かいお客様方に支えられているのだ」と深く実感いたしました。
当店が「メンバーシップ優待制」というスタイルを大切にしているのは、こうしたお客様との深いご縁を育み、お祝い事などの特別な瞬間に最高のお手伝いをしたいという想いからです。その想いが報われたような、本当にありがたい時間でした。
小さな隠れ家バーだからこそ生まれる、偶然の交差点
その後、営業が終わる間際になって、今度は近所の同業者様がふらりとお立ち寄りくださいました。共通の話題で盛り上がり、業界ならではのディープな情報交換もでき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
横浜・馬車道のビル最上階にある、10席ほどの小さなバー。こうした偶然の交流や温かな会話が自然と生まれるのも、隠れ家のような距離感の近い空間だからこそだと感じています。
心の菩提寺での静かな時間と、横浜の朝
閉店後は自宅に戻り、食事を済ませてからシャワーを浴びて就寝の準備をしました。しかし、お客様からいただいた喜びと同業者様との語らいで心が少し高ぶっていたため、しばらくご無沙汰していた「心の菩提寺」を訪ねることにしました。
不思議なもので、ここに来るとすっと気持ちが穏やかになり、波立っていた心が綺麗に整理されていきます。私はいつか、このお寺に眠りたいとすら思っています。
お寺で静かな時間を過ごした後、早朝の飲み屋街を少し散歩しました。当然ながらどこもシャッターが下りて静まり返っていましたが、最終的には関内に戻り、お客様が営むお店へ。久しぶりに顔を出すことができ、そこでもまた楽しいひと時を過ごせました。
お祝いのシャンパンが似合う場所を目指して
嬉しかったこと、悩んだこと、そして人との繋がり。こうした日々の積み重ねのすべてが、私自身や「bar83rd」というお店にとっての大切な学びとなり、確かな成長に繋がっていくのだと思います。
これからも、会員様や仲間の方々とのご縁を何よりも大切にしながら、完全禁煙のクリーンな空間で、お祝いのシャンパンが最高に似合う「大人の社交場」として、このお店を育ててまいります。今夜もまた、カウンターの中から皆様のお越しを心よりお待ちしております。