エイティーサード

83番目の棚に、酒と言葉を並べる。

横浜の静かな片隅に佇む、たった10席だけの小さなバー。

休業延長という苦渋の決断。Barの存在意義を奪われる理不尽さ

またしても続く、飲食店ばかりへの要請

神奈川県からの飲食店への要請が、3月6日まで延長されることとなりました。それに伴い、当店も引き続き休業とさせていただきます。

医療従事者の方々や、罹患された方々に対しては、言葉に尽くせないほどの感謝と労いの想いがあります。しかし、感染者数が増えるたびに、打つ手は変わらず「飲食店への要請」だけという行政のやり方には、どうしても甚だしい疑問と理不尽さを感じずにはいられません。もちろん、これまでの対策が全く無意味だったとは思いませんが、やり場のない徒労感が募るばかりです。

Barとしての存在意義と、守りたいもの

当店は「マスク会食実施店」の認証を受けております。しかし、21時までの営業、そして20時30分までのお酒の提供という条件では、時間を気にせずゆっくりと大人の時間を楽しんでいただく「Bar」としての存在意義を貫くことができないと感じました。

時間を切り売りするのではなく、豊かな時間を提供するのが私たちの仕事です。だからこそ、中途半端に店を開けるのではなく、苦渋の決断として休業を続けることを選びました。


メンバーの皆様には度重なるご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません。この理不尽な嵐が過ぎ去り、再び皆様に心からのくつろぎをご提供できるその日まで、耐え忍びたいと思います。